僕の身の上に何が起きたか?
手始めに、もっとも書きたいところを書いてしまおうと思います。
僕が16歳の時に父が亡くなり、そのショックで夜型の生活になったことがありました。
元から不規則な生活だったので、それも手伝ったのだと思っています。
で、最初に自由が丘メンタルクリニックに行った訳ですが……。
まぁなんというか、駄目駄目な医者でしたね。
とりあえず睡眠薬を出されましたが、それで治るようなものでもなく……。
ちょっと話を先取りしますが、僕の睡眠障害は「非24時間睡眠覚醒症候群」というもので、
睡眠薬を飲めば治るというものではなかったのです。
(※治療には運動や日光浴に加え、メラトニンやその他の薬が必要)
いわば根本の部分からもう診てもらえなかったわけで、誤診というか、ずさんというか、
もう少しなんとかならなかったのか、と今でも思っています。
それで20歳の時でしたが、いろいろあってカウンセリングが始まったわけです。
そこで心理カウンセラーが「発達障害じゃないか」と言い出したわけですが、これがそもそものガンでしたね。
検査の結果、確かに発達の偏りが見つかりましたが、僕は自分のことを発達障害じゃないと思っていました。
カウンセラーは検査結果を盾に「アスペルガー症候群だと思う」と繰り返しましたが、
僕は本などを読んで「どうも自分と本の内容と違う、アスペルガーっぽく見えるのは自分に社会経験が足りないためだ」
と思いました。
もちろん抗議したんですが、「認めたくないだけだ」みたいな理屈で反撃され、
最終的には僕も押し切られ、認めてしまいました。あぁ……過ち、過ちだった……。
そのまま僕は明神下診療所送りになり、そこの医師からも「アスペルガー症候群だと思う」と言われました。
またまた先取りになりますが、今の僕は「発達障害ではない」と言われており、
診断名は「シゾイド型のパーソナリティ障害」となっています。
このシゾイド型というのはアスペルガー症候群にとても似ているのですが、
先天性の障害であるアスペルガー症候群と、後天的なものであるシゾイド型ではぜんぜん病理が違うわけです。
僕がいちばん言いたいのはこの部分で、専門医である明神下ですら、誤診をつけたわけです。
今日はこれくらいにしたいと思いますが、本当に辛い11年間でした。
いや、今でもすごく辛いけれど……。
なぜ、正確な診断をつけてもらえなかったのか。
なぜ、誤診されたのか。
こういう誤診があったということは、同じような過ちがすでに発生している可能性もありますし、
これからも発生していく可能性もあるわけです。
それを防ぐためにも、医師たちが犯した過去の過ちを糾すためにも、
このブログを続けていきたいと思っています。
いろいろと疑問とか突っ込みもあるかと思いますが、長い目で応援していただけたらとても嬉しいです。