21世紀のシゾイド人格障害者

アスペルガー症候群と誤診されてた無職さんのブログ

僕の身の上に何が起きたか?

手始めに、もっとも書きたいところを書いてしまおうと思います。

 

僕が16歳の時に父が亡くなり、そのショックで夜型の生活になったことがありました。

元から不規則な生活だったので、それも手伝ったのだと思っています。

で、最初に自由が丘メンタルクリニックに行った訳ですが……。

 

まぁなんというか、駄目駄目な医者でしたね。

とりあえず睡眠薬を出されましたが、それで治るようなものでもなく……。

ちょっと話を先取りしますが、僕の睡眠障害は「非24時間睡眠覚醒症候群」というもので、

睡眠薬を飲めば治るというものではなかったのです。

(※治療には運動や日光浴に加え、メラトニンやその他の薬が必要)

いわば根本の部分からもう診てもらえなかったわけで、誤診というか、ずさんというか、

もう少しなんとかならなかったのか、と今でも思っています。

 

それで20歳の時でしたが、いろいろあってカウンセリングが始まったわけです。

そこで心理カウンセラーが「発達障害じゃないか」と言い出したわけですが、これがそもそものガンでしたね。

検査の結果、確かに発達の偏りが見つかりましたが、僕は自分のことを発達障害じゃないと思っていました。

カウンセラーは検査結果を盾に「アスペルガー症候群だと思う」と繰り返しましたが、

僕は本などを読んで「どうも自分と本の内容と違う、アスペルガーっぽく見えるのは自分に社会経験が足りないためだ」

と思いました。

もちろん抗議したんですが、「認めたくないだけだ」みたいな理屈で反撃され、

最終的には僕も押し切られ、認めてしまいました。あぁ……過ち、過ちだった……。

 

そのまま僕は明神下診療所送りになり、そこの医師からも「アスペルガー症候群だと思う」と言われました。

またまた先取りになりますが、今の僕は「発達障害ではない」と言われており、

診断名は「シゾイド型のパーソナリティ障害」となっています。

このシゾイド型というのはアスペルガー症候群にとても似ているのですが、

先天性の障害であるアスペルガー症候群と、後天的なものであるシゾイド型ではぜんぜん病理が違うわけです。

僕がいちばん言いたいのはこの部分で、専門医である明神下ですら、誤診をつけたわけです。

 

今日はこれくらいにしたいと思いますが、本当に辛い11年間でした。

いや、今でもすごく辛いけれど……。

なぜ、正確な診断をつけてもらえなかったのか。

なぜ、誤診されたのか。

こういう誤診があったということは、同じような過ちがすでに発生している可能性もありますし、

これからも発生していく可能性もあるわけです。

それを防ぐためにも、医師たちが犯した過去の過ちを糾すためにも、

このブログを続けていきたいと思っています。

 

いろいろと疑問とか突っ込みもあるかと思いますが、長い目で応援していただけたらとても嬉しいです。